たまごの豆知識
知っているとちょっと役立つ…?かもしれない、卵にまつわる豆知識を集めました。
大きなサイズの卵がお得と思いがち。でも実はそうとは限らない…?

卵には、S、MS、M、LL…はいろいろあります。大きな卵は「なんだかお得」な気分になったり、小さい卵は「小ぶりでかわいい!」と思ったり。どんな大きさのサイズがお好みでしょうか?
卵の大きさ(サイズ)の違いは、鶏の品種、月齢、産卵の季節、個体差、飼料の質などにより変わります。一般的に、卵を産み始めてまもない鶏の卵は小さく、その後卵を産卵開始後、2〜4年間に、一番大きな卵を産みます。
参考資料「たまごの知識」(幸書房2007年8月改訂)
卵はサイズによって、「卵白と卵黄の比率」が異なります。もっとも卵黄比率が高いのがMサイズです。S〜MSサイズのようなサイズの小さい卵や、逆に2Lサイズ(ジャンボ)は、M・Lサイズに比べるとやや卵白比率が高めです。サイズごとの特徴を生かして、おいしく召し上がってください。
●サイズごとのオススメ料理
M(58g以上64g未満) |
卵黄比率が最も高い例) 卵かけごはん・目玉焼き・ゆで卵・おでん卵 など 卵黄のおいしさやホクホク感を楽しむお料理方法が適しています。 |
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L(64g以上70g未満) |
Mサイズについで卵黄比率が高い例) スクランブルエッグ・親子丼・玉子焼き・オムレツ など 卵黄と卵白のバランスが良いので、卵黄と卵白それぞれの風味を半生状態で楽しむお料理に向いています。 |
SS(40g以上46g未満) S(46g以上52g未満) MS(52g以上58g未満) LL(70g以上76g未満) |
他のサイズと比較すると、卵白比率が高め例) 茶わん蒸し・プリン・ケーキなどの焼き菓子類 など 食感の柔らかさや、生地のフワフワ感(卵白の気泡力)を楽しむお料理に向いています。 |